麹や塩麹、大人買いしたら冷凍保存!

3児の母ライターの増子愛です。


我が家も、私の実家も、勤務先の同僚も、塩麹愛用者であります。
私が住んでいる富山市と、法野麹店さんがある福光町とは
同じ県内でも距離があるので、法野さんの麹食品を購入する際は
だいたいみんなのぶんを通販で送ってもらっています。


「とどいたよ〜!」と言わんばかりの末の息子。

とどいたよ〜 こうじが!


今回は増税前という事もあり8個ほど大人買いです。


長男の大好きなあま酒もついで買い!
購入金額5000円以上で送料無料にしてもらえるので、
ちょうどいい具合にあわせます。


我が家に塩こうじタワーがつみあがります。


塩麹大人買い


こんなにたくさん買うと、賞味期限は大丈夫?
ということになるのですが、実は麹や塩麹は
冷凍保存ができるのですね。

冷蔵保存だと、麹で20日、塩麹で3ヶ月が目安ですが、
冷凍すると半年くらいは大丈夫とのことです(^^*)


これで当面の備蓄はOK!

冷凍保存



冷凍したものを、使用するには、解凍が必要?
と思われるかもしれませんが、これも不思議なことに、
塩麹は冷凍しても、カチコチになりません。
開封したらすぐに使う事が出来るので、とっても便利です!

便利な冷凍保存、ぜひためしてみてくださいね。
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しみじみ発酵の旅

久しぶりの投稿です。
日差しに温もりを感じ始めました。
福光では雪解けの畑から
鮮やかな黄色の花が顔を出していて
心も温まりました。


春の兆し


きょうは友人と能登を旅した話を
ちょっとご紹介したいと思います。


能登の 千枚田


福光から車で2〜3時間。
石川県 能登へ。
海沿いに千枚田が広がり圧巻です。
海産物が豊かなこの地域では、
イカやいわしの内臓ごと塩漬けにして
「いしる」という魚の醤油、魚醤(ぎょしょう)
が作られています。おいしくてお土産にしました。


醸造


醤油を作っている蔵にもお邪魔して
発酵のいい香りや、
見えないけれど頑張っている発酵菌に
想いを馳せました。

蔵を切り盛りする30代のご夫婦が
試行錯誤しながら
地元のお豆や小麦、塩を使って
醤油作りに奮闘される姿も素敵でした。
写真は撮り忘れてしまいましたが
笑顔満開のかわいらしいご夫婦でした。
発酵を支える若い力、楽しみですね。

頑張っている人を見ると刺激を受けて
私も地元・福光のためになることが、
少しでも出来たらいいなと思いました。
例えば、お味噌作り教室とか、
麹を使ったかぶら寿司作り教室とか・・・
私ひとりの力ではできないので、
協力してくださる方がいらしたらうれしいです!

最後に、発酵マイスター安田より
美容と健康におすすめの汁物をご紹介いたします。
味噌汁に酒粕を溶いたものに
納豆を加えた美粕汁!!


美粕汁


食べた翌日のおなかと肌の調子に
びっくりした一品です。
発酵食品で腸内から美人を目指します。
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福光ねつおくり七夕祭りにいってきました

福光のねつおくり七夕まつりへ行ってきました。
家族全員で、1年ぶりの福光です。

このお祭りでは、福光の商店街の方が主な露店を出されています。
法野さんが出店ということで、去年足を運んだのが初めて。
当時はお腹にいた末の息子を、今年はおぶってやってきました。

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今年も法野麹店さんの屋台は、西町屋台さんから少し外れた
落ちつくところにありました。
真夏のお祭りの、癒しどころともいうべき佇まいです。

今年は、去年よりもさらにラインナップが豪勢になっていました。

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米麹、塩麹、甘酒、納豆麹などの定番商品に加え
塩麹ハンバーグに甘酒スムージー、県内のお菓子屋さんと
コラボの、塩麹スイーツなどなど盛りだくさんです。

甘麹スムージーは、日替わりです。
この日は、甘酒・バナナ・ブルーベリー・フランボワーズ。
甘さの中に、さりげなく酸味が利いて、最高です。
「織姫」というネーミングも、この時期の和が感じられて、
とってもお洒落な気分にさせてくれました。

塩麹スイーツは、ふわっとバターの風味に、
ワンポイントで感じられる塩っ気がたまりません。

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子供たちは塩麹ハンバーグがお気に入りでした。

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おいしいものをいっぱいご馳走になり、
法野さんに相手をしてもらって大満足の娘です。


お腹いっぱいになった後は、音楽花火を鑑賞。
今年ブレイクのきゃりーぱみゅぱみゅの歌に合わせて
中空に、にぎやかに花が咲きます。

とても思い出深い、夏の1日になりました。
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ビアガーデン

本格的に暑くなりビアガーデンが恋しい季節です。

ちょっと子供のころのお話を。その日は、夏の一大行事、福光ねつおくり七夕祭りが開かれていました。いまは図書館に変わった地元のショッピングセンターの屋上に、ビアガーデンが設けられ、家族でおでかけしました。枝豆を食べたり、とうもろこしを食べたり、ビールは飲めなくても、外で食べる料理の美味しさを知り、人々の活気も感じました。
楽しく懐かしい思い出です。

塩麹で下味をつけた焼鳥みなさんのご自宅や会社の集まりでは、今年の夏、ビアガーデンの予定はございますか?きょうは、飲み会でおすすめの『麹のおつまみ』をご紹介したいと思います。

最初は塩麹で下味をつけた焼鳥。

鶏肉に塩麹をまぶし一晩つけたものを串に刺して焼くだけです。塩麹は、食材の旨味を引き出してくれるので、他の調味料は必要ありません。


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きゅうりの浅漬け次に“甘酒を漬け床に”して作った、きゅうりの浅漬けです。法野麹店さんの甘酒は、加熱していないので酵素がたっぷり含まれています。酵素は、食材を柔らかく美味しくする力を持っていますので、漬け床に活用できます。

漬け床は、甘酒とお醤油、昆布を材料にします。この漬け床に、二等分したきゅうりを一晩〜二晩、漬けておくだけです。ビールにもごはんにもよく合います。

ちなみに、この甘酒の漬け床は、甘酒+お味噌でも美味しく、他の食材にも利用できます。 例えば、鮭や豚肉を漬けこんでから焼くと美味です。甘酒漬けは、焦げやすいので、お料理の際は気を付けて下さいね。


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ところで話は最初に戻りますが、今年も『福光 ねつおくり 七夕まつり』が開かれます。日程は7月25日〜28日です。何といっても、商店街いっぱいに広がる七夕飾りが見事!花火や屋台のごちそうにも心が奪われますし、法野麹店さんもお店を出されます。
JR城端線 福光駅から歩いてすぐなので、遠方の方は電車を利用されると便利です。 福光のみんなの、ぬくーい人、場所がお待ちしています。
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温故知新

安田真由子と申します。ご縁あって、コラムを書かせていただくことになりました。故郷は福光。今は結婚し東京に住む30歳です。
最近「発酵マイスター」という民間資格を取りまして、資格を生かし、甘酒専門店でお仕事をしています。自分でも、甘酒や塩糀、お醤油、お味噌を作ったりして食生活を楽しんでいます。

東京では糀がブームで、デザイン性の高い瓶に入った甘酒を誕生日プレゼントに、お世話になった方へのプレゼントにと、ギフトの需要が高いです。健康的な飲み物という価値があるからでしょうね。若い方たちにも大人気です。

一方、年配のお客様からは「昔、甘酒はコタツで作っていたのよ」というお話を耳にします。
日本を代表する作家のひとり、向田邦子さんの作品「父の詫び状」にも、お父様が来客のためにと、自宅で甘酒からどぶろくを作っていたというお話が出てきます。ちょっと前までは、家でも気軽に作られていた甘酒や発酵食品。栄養価に優れて保存性も高い。理にかなった食品です。

私は東京に出てようやく発酵食品の魅力や食文化に気付いたのですが、地元・しかもご近所さんに本格的な麹屋さんがあった事は再発見で、とてもうれしい気持ちです。生の糀、お味噌、火入れしない甘酒や塩こうじを作っている麹屋さん、なかなか出会えるものではありませんよ。

富山、北陸の発酵食品の魅力を中心に、発酵食の新しい楽しみ方もこのコラムからご提案させていただけたら幸いです。


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