ライターの増子です。
先日、めったに見ないテレビをつけましたら、
世界一受けたい授業で、「スーパー和食」のお話をしているではありませんか。
大豆料理や発酵食品が健康に良いという話も出ていて、これは見逃せない。
講師の都築毅先生は 東北大学大学院農学研究科 准教授で食品機能学がご専門。
見逃しちゃった!というあなたのために、本日は都築先生のお話から、
重要と思われるポイントをまとめてみました。
■1975年型の食事は栄養バランスばっちり!癌を抑制!
都築先生のお話によると、1975年型の食事は、現代の食事にくらべて
がんの発生率がなんと4分の1だとか。
(マウスに食事を与えての実験結果)
おかずが少なく、塩分の多い保存省が中心だった60年を経て
75年には和食あり洋食ありの、食の多様化がすすみました。
しかし2000年には、食がより欧米化して、肉や脂質の多い生活に。
この過渡期であった75年の食事が、少しずついろいろな食材から
栄養を摂取できるバランスの良い食事…
まさに「スーパー和食」だったようです。
1975年のメニュー例:
(朝食)ご飯・卵焼き・納豆・キャベツと油揚げの味噌汁・果物
(昼食)きつねうどん・果物
(夕食)ご飯・五目豆・サバの味噌煮・白菜とワカメのすまし汁
ガン予防、糖尿病予防、コレステロールが気になる人は
1975年型食事メニューを摂ると効果的なのだそうです。
■お肉以外からもタンパク質を
1975年はお肉以外にも、大豆や卵を多く食べてたんぱく質を摂取していました。
大豆料理(お豆の煮つけ、お豆腐、おから和え など)や
1日1〜2個の卵などを食べると良いようです。
■味噌などの発酵食品が癌や脳卒中予防に!
そして出てまいりました発酵食品!
発酵食品といえばお味噌!
発酵食品は、何千もの栄養成分が豊富に含まれ、
癌や脳卒中などの疾患の予防に良いほか、美肌効果もあるとか。
(そういえば、お味噌屋さんにはお肌が白くてきれいな方が
多いような気がしますね。)
お味噌汁は、1日3杯程度までなら高血圧にならないのだそうです。
法野さんも、高血圧にならないと、以前の記事で書いていらっしゃいましたね。
都築先生のお話では、、お味噌汁は1日2杯飲むのが良いそうです。
また塩分を控えるために「だし」を活用すれば、
塩分が少なくても、しっかりと味のあるお料理になります。
■外食で気を付けるポイント
外食が全く悪いわけではありません。
一人暮らしや職場のランチで、外食や買い食いをするときは、
おにぎり2個のうち1個をサンドイッチに変えて、食材を増やしたり、
牛丼の大盛りの代わりに、納豆・サラダ・たまこ などのサイドメニューを
付けるなどの工夫をすることで、食材数を増やすことができます。
------------------------
たっぷりの品目数の食材と、発酵食品を使って、ヘルシーライフを心掛けたいですね!
ちなみに著者は、牛丼屋さんに行くと、豚汁をセットで付けるようにしています。
お味噌に加えて、大根やニンジンなどのや野菜も摂れて栄養バランスアップ!
もちろん、お家で作る、我が家のお味噌汁が最高ですけどね^^