塩麹ケークサレ

残暑厳しい中、体調を崩されていないでしょうか?
今回は、塩味のケーキ、『ケークサレ』に挑戦してみました。
おやつや軽食にピッタリです。

「塩麹ケークサレ」
材料
薄力粉 100g
ベーキングパウダー 小1
卵 1個
塩麹 小2
牛乳 50cc
粉チーズ 30g
オリーブオイル 大3
玉ねぎ 1/2
しめじ 1房
ウィンナー 1袋
ブロッコリー 1/2
クリームチーズ 40g

† 具材を細かく切る

† †で切った具材をフライパンで炒める

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† 薄力粉とベーキングパウダーを合わせてふるう

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† ボウルに卵を割りいれホイッパーで混ぜ、塩麹→牛乳→粉チーズ→オリーブオイルの順に加え混ぜる

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† †の粉を†に少しずつ加えさっくり混ぜる

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† †に†の具材とクリームチーズを混ぜ合わせる

† オーブンを180度に予熱をする

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† シリコンカップに†を入れる

† オーブンで20分焼く

† 出来上がり

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ケークサレだとパウンドケーキ型がポピュラーですが、シリコンカップを使うことによってもう少し手軽にしました。
これだと、季節の野菜がたくさん取れます。塩麹で具材のおいしさも引き立ちます。
いっぱい食べて、残暑を乗り切りましょう!
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甘酒(甘麹)のシャーベット

もう10年ほど前の話ですが、夏のバスツアーの御一行が、
「甘酒を飲んでいる組」と「飲んでいない組」に分かれて
疲労の具合を比較するという実験をテレビでやっていました。

40代〜60代くらいの主婦たちが、1泊2日かけて、猛暑の中、
バスで様々な観光スポットをめぐるあいまに、
「甘酒を飲んでいる組」はちょこちょこと甘酒でエネルギー補給。
「飲んでいない組」は他の飲み物…というものでした。

結果は歴然。

期期待に反すことなく、飲んでいない組はダラ〜ンとぐったりしていたのに、
飲んでいる組は、翌日もピンピンです!
「こんなにも差が出るものか〜」
と、見ながらびっくりしていたのに、
その時は、特に甘酒を飲むことなく記憶の奥底へ…。

月日は過ぎ、法野さんとの出会いからすっかり甘酒ファンになった私です。

「夏に甘酒を凍らせて食べると、美味しい」
と法野さんからとっておき情報を伺い、
甘酒のシャーベットを作ってみました。
作り方はかんたん! 甘酒の素をコップなどで2倍に希釈して、
製氷皿に入れ、冷凍庫で凍らせるだけです。


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最近は、自動製氷機月の冷蔵庫も多いですが、
昔ながらの製氷皿は、100均等で売っています。

凍らせること半日…

氷みたいにカチコチになってるのかな? と心配しながら、
口にしてみましたら
「シャリッ」
とシャーベットのようではないですか。


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甘さはすっきりと控えめ。
ひんやりと、やさしく夏の疲れを癒してくれる、優しいお味でした。

お水の代わりに、ジュースや牛乳で希釈したものを凍らせても 美味しくなりそうだなと思います。

夏は普通に過ごしているだけで体力をつかうもの。
甘酒でひんやりと、暑さを乗り切ってみませんか?
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ビアガーデン

本格的に暑くなりビアガーデンが恋しい季節です。

ちょっと子供のころのお話を。その日は、夏の一大行事、福光ねつおくり七夕祭りが開かれていました。いまは図書館に変わった地元のショッピングセンターの屋上に、ビアガーデンが設けられ、家族でおでかけしました。枝豆を食べたり、とうもろこしを食べたり、ビールは飲めなくても、外で食べる料理の美味しさを知り、人々の活気も感じました。
楽しく懐かしい思い出です。

塩麹で下味をつけた焼鳥みなさんのご自宅や会社の集まりでは、今年の夏、ビアガーデンの予定はございますか?きょうは、飲み会でおすすめの『麹のおつまみ』をご紹介したいと思います。

最初は塩麹で下味をつけた焼鳥。

鶏肉に塩麹をまぶし一晩つけたものを串に刺して焼くだけです。塩麹は、食材の旨味を引き出してくれるので、他の調味料は必要ありません。


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きゅうりの浅漬け次に“甘酒を漬け床に”して作った、きゅうりの浅漬けです。法野麹店さんの甘酒は、加熱していないので酵素がたっぷり含まれています。酵素は、食材を柔らかく美味しくする力を持っていますので、漬け床に活用できます。

漬け床は、甘酒とお醤油、昆布を材料にします。この漬け床に、二等分したきゅうりを一晩〜二晩、漬けておくだけです。ビールにもごはんにもよく合います。

ちなみに、この甘酒の漬け床は、甘酒+お味噌でも美味しく、他の食材にも利用できます。 例えば、鮭や豚肉を漬けこんでから焼くと美味です。甘酒漬けは、焦げやすいので、お料理の際は気を付けて下さいね。


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ところで話は最初に戻りますが、今年も『福光 ねつおくり 七夕まつり』が開かれます。日程は7月25日〜28日です。何といっても、商店街いっぱいに広がる七夕飾りが見事!花火や屋台のごちそうにも心が奪われますし、法野麹店さんもお店を出されます。
JR城端線 福光駅から歩いてすぐなので、遠方の方は電車を利用されると便利です。 福光のみんなの、ぬくーい人、場所がお待ちしています。
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塩麹豆腐

夏は、水分補給ばかりになりがちですね。
暑い日が続くと、こってりしたものよりさっぱりとした冷奴になりがちですが、今回は毎回冷奴では飽きてしまった方向けに、塩麹豆腐です。
豆腐が濃厚なチーズのようになるのに、低カロリーで後味もすっきりです。
もちろん、我が家では暑さと元気が、無関係の子供たちもいるので健康を考えた献立にしました。

「塩麹豆腐」

材料
絹豆腐 300g
塩麹 大1

† 水切りした豆腐に塩麹を塗る

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† 密封容器に入れて冷蔵庫で寝かせる

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† 一晩寝かせて冷蔵庫から出す

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† 盛り付け

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夏バテ対策に塩麹のチキン南蛮

この度、ご縁があってコラムをかかせていただきます。上小林れい子です。
さて、暑い夏がやってきました。
我が家には、暑い日にも負けないくらい元気な子供が3人もいます。
暑い日に負けない、元気の秘訣は、バランスの良い食事です。
塩麹を使って、チキン南蛮の献立です。

「塩麹のチキン南蛮」

材料
鶏肉 200g
塩麹 大1
小麦粉 大1
合わせダレ
 白だし 大2
 砂糖 大1
 みりん 大1
 酢 大1
 酒 大1
タルタルソース 適量

† 鶏肉を塩麹に漬け込んで1時間以上寝かせる

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† 合わせダレを合わせておく

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† 小麦粉をまぶして、熱したフライパンで焼く

† 片面を焼いたら、反対にかえして蓋をして弱火にして蒸し焼きにする

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† 鶏肉に火が通ったら、†を絡める

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† 盛り付け

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我が家では、チキン南蛮の他に夏野菜の南蛮漬けを合わせました。
この夏、元気に過ごせますように。
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麹とは

麹って何?

簡単に言えば、たくさんの酵素の力で、食品を柔らかくしたり、美味しくしたり、栄養素たっぷりにしたり、と 古人が発見し改善しながら伝えてきた日本の宝物、今の私たちの生活を支える縁の下の力持ちです。

健康に役立つ食べ物を発酵させるために、カビ・細菌などの微生物が必要です。その微生物の一つが麹です。麹とは、米や、麦や豆類を発酵させるコウジカビを繁殖させたものです。


コウジカビは、デンプン、タンパク質、脂肪を分解し、美味しく体に良い発酵食品の製造になくてはならないもの(国菌)です。

人間が食べ物を消化酵素で分解するように、コウジカビも数種類のアミラーゼなどの酵素を分泌してデンプンをブドウ糖や麦芽糖などに分解します。またプロテアーゼというタンパク質を分解する酵素なども分泌し、タンパク質をアミノ酸に分解します。

デンプンやタンパク質の状態では、人は美味しいと感じられません。分解されたブドウ糖やアミノ酸などに対して甘味やうま味が感じられるようになります。また酵素のおかげで消化・吸収しやすくなります。

次回は麹の歴史です。


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カテゴリー: 麹とは

いよいよ夏本番です。いつ飲むんですか? 今でしょ。

これからの季節日本人にとってなくてはならない存在  サイダー・ラムネ・ところてん・ソーメン う〜んどれも食べた〜い。それも大事です。

でも、どうしても暑くて食欲不振になり、冷たいものに偏りがち、そして栄養も偏りがちになってしまいます。そこで麹から作った甘酒(甘糀)です。はじめに言っておきますが、麹から作った甘酒は砂糖を一切加えていない自然の甘さです。もちろん、アルコールは含まれていませんので、お子様でも安心してお召し上がりいただけます。

麹甘酒は飲む点滴と言われ、多数のミネラルとブドウ糖・ビタミン・必須アミノ酸を含み、その上体内への吸収率が高く、朝食にも最適です。

その昔(戦時中?)お医者さんから点滴が不足して困っている。甘酒を作ってくれと依頼を受けたことがあるくらい成分が似かよっているということです。脳のエネルギーであるブドウ糖を含む天然発酵食品であることはもちろん、必須アミノ酸を含み代謝を助けるビタミンB群をたくさん含んでいます。

ということで  「今年の夏は 甘酒でのりきりましょう」


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カテゴリー: 甘酒(甘糀)について

温故知新

安田真由子と申します。ご縁あって、コラムを書かせていただくことになりました。故郷は福光。今は結婚し東京に住む30歳です。
最近「発酵マイスター」という民間資格を取りまして、資格を生かし、甘酒専門店でお仕事をしています。自分でも、甘酒や塩糀、お醤油、お味噌を作ったりして食生活を楽しんでいます。

東京では糀がブームで、デザイン性の高い瓶に入った甘酒を誕生日プレゼントに、お世話になった方へのプレゼントにと、ギフトの需要が高いです。健康的な飲み物という価値があるからでしょうね。若い方たちにも大人気です。

一方、年配のお客様からは「昔、甘酒はコタツで作っていたのよ」というお話を耳にします。
日本を代表する作家のひとり、向田邦子さんの作品「父の詫び状」にも、お父様が来客のためにと、自宅で甘酒からどぶろくを作っていたというお話が出てきます。ちょっと前までは、家でも気軽に作られていた甘酒や発酵食品。栄養価に優れて保存性も高い。理にかなった食品です。

私は東京に出てようやく発酵食品の魅力や食文化に気付いたのですが、地元・しかもご近所さんに本格的な麹屋さんがあった事は再発見で、とてもうれしい気持ちです。生の糀、お味噌、火入れしない甘酒や塩こうじを作っている麹屋さん、なかなか出会えるものではありませんよ。

富山、北陸の発酵食品の魅力を中心に、発酵食の新しい楽しみ方もこのコラムからご提案させていただけたら幸いです。


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カテゴリー: ブログ

子供のおやつに甘麹(甘糀)

ビタミン、ミネラル、酵素などの栄養がたっぷりの甘酒は、
子供たちのおやつの甘味料にもピッタリです。

食の細い我が家の長女には、栄養補給に前回もご紹介した
「甘酒ミルク」をすすめています。
今年から小学生になり、学校はもちろん、
春から始めたダンス教室に水泳に・・・
と 運動量も増えているので、たくさん栄養を
つけてほしいと思っています。

また、朝食や、おやつのホットケーキは、
そのままでは、あまり栄養が取れないので、
我が家では小松菜やホウレンソウに、甘酒(甘麹)を
ミキサーで砕いて、ホットケーキに入れています。

焼いた時に少し表面が飴っぽくカリッとして、
これがまた美味なんです。

適度に甘味がつくので、あとからかける
ケーキシロップを少なめにしても、おいしくいただけますよ。


レシピ「ホウレンソウと甘麹のホットケーキ」

†ホットケーキミックス 150g〜200g(一袋)
†たまご1個
†ホウレンソウ 2〜3ふさ
†牛乳 80〜100ml
 ※ホットケーキミックスに添付のレシピの分量よりも
  2〜3割程度減らします。
†甘酒の素 50ml
 ※お好みで増減してください

†〜†をミキサーにかける。
それらをボウルにいれ、†、†と泡だて器で混ぜ合わせる。
フライパンにはバターを塗り、いつものホットケーキを
作るのと同様に焼き上げます。
このホットケーキ、うちでは子供のみならず、
親のお腹にもおさまっています。
カンタンで、栄養がたっぷりとれるおやつ、
ぜひ作ってみてくださいね。


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カテゴリー: 麹レシピ > 甘酒(甘麹)

母乳に甘酒(甘糀)のすすめ

最近、甘酒は甘麹(甘糀)としても知られきましたね。
甘酒は、飲む点滴とも言われるほど、栄養たっぷり。

ノンアルコールで、砂糖不使用の自然の甘味なので、
授乳中のママでも、安心です。

3人目の出産を迎えた今年の冬は、私も本当に甘酒に助けられました。


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1人目、2人目を夏に出産した後は元気だったから、
今回も大丈夫だろうと、呑気に構えていたら、
冬の産後は寒さがこたえるのです。

寒い時期にもかかわらず、出産から1か月検診が過ぎるまでは
湯船に入れず、シャワーで過ごさなくてはなりません。

冷え切っていたところ、上の子たちが保育園から持ち帰ってきた
インフルエンザを うつされてしまいました。

母乳に甘酒(甘糀)のすすめ 食欲が落ちる、寒気が止まらない…。
でも母乳はあげなくてはならない。
食べないとやはり、母乳は枯れ気味に…。

(主治医には、インフルエンザでも
授乳はした方が良いといわれ、続けていました)

そこで役に立ったのが、法野さんの「甘酒の素」です。

甘酒の素と牛乳を1:1に混ぜた「甘酒ミルク」を、温めて飲みました。
だんだんと寒気が和らぎ、体が温まってきます。
適度な甘みのおかげか、ほっとします。

臭みもなく、スッキリしているので、食欲がなくてもいただくことができました。

おかげで母乳が止まることなく、
つらい時期を乗り切ることが出来ました。

甘酒は、江戸時代から以前から夏バテ防止に飲まれていたようですが、
疲労回復や倦怠感の防止に威力を発揮してくれのだとか。
私たちのような、不眠不休で育児を続ける、赤ちゃんのママにはつよ〜い味方ですね!
甘酒には酵素やビタミン群が多く含まれているので、母乳の栄養としてもうれしいです。

夏バテのみならず、冬バテにも効果てき面の甘酒(甘糀)は、
以来、授乳中に手放せない母乳育児のパートナーになっています。


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カテゴリー: 甘酒(甘糀)について
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