どうしてNHKさんが法野麹店に来たの?
NHKさんは、「塩こうじ」人気の火つけ役となった「糀屋本店」の浅利妙峰さんの取材を進められていらっしゃいます。浅利さんは、「塩こうじ」人気による一過性のブームに終わらせるのではなく、古代からずっと日本の食卓を支えてきた「麹(糀)」の魅力をきちんと伝え、「日本の発酵調味料の素となる麹の活躍の場を、もう一度家庭の台所に戻したい」と考え、今やどんどんと姿を消しつつある全国各地の麹専門店と協力し、支え合いながら、「麹」という伝統の食文化を次世代に受け継いでいこうと考えて行動を起こされています。
ぜひ、目的に向かって一緒に活動しようと、浅利さんに誘っていただき、今回当店で、こうじ料理講習会をしていただきました。その時に、NHKさんも取材に来られたということです。
浅利さんとの出会い
今年(平成24年)の3月に320年以上にわたり麹屋を営んできた浅利(糀屋本店)さんから、室の改修の為
「麹屋の心臓部である室を見せていただけないでしょうか?」
という問い合わせが、全国でも「麹の里」と言われる富山にありました。「うちの室でいいならどうぞ」ということで来ていただきました。
その時4~5軒の麹屋さんを回ったわけですが、懇親会の席で「富山で講演会をやろう」ということになり、その場で6月9日に決まりました。その後電話があり、せっかく富山に行くのだから、法野さんの店でも講習会しようということになりました。
6月8日 「浅利妙峰 こうじ料理講習会」が当店にて行われました。その時はじめてNHKさんがご一緒されました。実は撮影されているときは、福岡放送局だったので、地方番組かなと思っていました。講習会の後話を聞くと、「プロフェッショナル」だと聞き、浅利さん「すごい」と素直に思いました。
取材は、当店でおこなった講習会のこと。
「そんなに人も入れないので、20~30人の予定でしたが、50人弱の方がいらっしゃりてんてこ舞いの状況だったことを踏まえてどのように思ったか?」
と質問されました。
人がたくさん来られたのは、麹ブームと・浅利さんの人気だと思います。
近所の会みたいな講習会が出来ればいいなと思いました。
今後の新たな展開を始めるための第一歩
そして「お子さんに麹屋を継いで欲しいですか?」と質問されました。
もちろんそれが理想です。でも子供の人生ですから、子供のやりたいことをやらせたい。ただその気持ちが強すぎ、子供に麹の素晴らしさ伝えてこなかった。
麹屋を継がせたいというより、麹のことをしっかり伝え子供自身が麹とかかわりを持ちたい、子供自身が継ぎたい・継いでもいいと思えるように、当店・自分自身を見直そうと思いました。
2012年7月から開講の、ネットビジネス道場とやまを受講。松本賢一先生のもとでインターネットでも麹をひろめる道を探す(右写真)
それから先は、「法野さんの中で何が変わってきましたか?」「どうしてネットビジネス道場セミナーを受講しようと思ったのですか?」「地元の七夕まつりの夜店にはで今までは何を出していましたか?今回塩こうじソーセージ・こうじ納豆を新たにメニューにしようとしたきっかけは?」などなどいろいろインタビューを受けました。
一歩進んで新しい事をはじめようとすると、次から次へと新しい事が起こり、その時々に周りの人が助けてくれる。久しく経験していなかったことが、とても新鮮に感じられます。
いまだに、たくさんある麹屋さんの中で、どうして当店に声がかかったのかわかりませんが、動くなら今・決めたら迷わないとつぶやいています。
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